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2006-02-07

年金について

年金が家づくりに関係するの? と思われるかもしれないが、大いに関係ある。

家を建てる人の年齢層を見ると、だいたい30代半ばから40代前半のいわゆる一次取得層と、退職前の団塊の世代が多いように思う。 これは、年金で一応生活できるという前提で、退職金も全額もらえるという前提で、家づくりの話が始まる。

これが、年金もアテにならなくなると、この世代の人たちは、家づくりどころではなくなってしまう。 私たちの商売もあがったりだが、老後の生活を楽しむための住まいを考えることができなくなってしまう。

こんな一般ピープルの事情をよそに、国会議員の先生方は、議員年金廃止と言うことで、支払う保険料だけ廃止して、もらう方は15%だけカットしてきちんともらえるらしい。

いいなあ、保険料タダ。 3大成人病にならなくても保険料タダ!

こんな廃止なら、国民年金も廃止してくれないかな。毎月毎月、脂汗流して保険料払っているのに。

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2006-02-05

間取りのホームラン

今日、あるお客さんとプランの打合せをしていて、つくづく感じたけれど、やはり間取りはお家の一大事。 同じ面積で、ほとんど同じ配置なのに、時間をかけて間取りを詰めれば詰めるだけ、違うものになっていく。

分析的に言えば、廊下などをどれだけ削れるか、部屋の形が使いやすいか、視覚的な広がりを何処かに作れるか、というようなことなのだろう。 が、プランしているときは、いちいちそんなことを計算してプランしているわけでもない。 鉛筆をぐちゃぐちゃと動かしながら、直感に頼って試行錯誤をしていくうちに、結果としてそういうことになっていく。

エライ頼りない話に聞こえるかもしれないが、例えて言うと、野球でバッターがボールを打つようなものかもしれない。 聞いた話だが、プロの速球がピッチャーの手を放れてからバットに当たるまでの時間は、人間の反応限界だとか。 つまり、理論的には「ボールを見てから打つ」ということはほとんど不可能 ということらしい。

にもかかわらずファールやアウトも入れたら、半分くらいはバットに当たると言うことは、ものすごいこと。 バッティングの理論はもちろんあるのだろうが、やはり体を動かして訓練するしかない。 家のプランニングも、実は同じではないか、という気がする。

別の意味で、すごいプランニング能力を持っているのが、実は建売り屋さんだ。 私が話を聞いた人は、一晩で10軒くらい平気で間取りを作ってしまう。 10日で1軒も完成しない私とは大違いだ。 つまり、建売のプランニングは、バットにボールが当たっていればOKということ。 人が住むのにとりあえず支障がない、経験的にクレームが少ない、建築コストがかからない間取りを、一瞬でぱっと造りあげる。

私たち建築家の考えるプランは、常にホームラン狙いだ。 結果として全てがホームランになるかどうかは別にして、打席に立つからには、全部ホームランにするつもりで立つ。

その結果、寝不足になり、ブログの更新が遅れる。 と言い訳して、今日はもう寝よう。

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