吉野林業
昨日、吉野へ行って来た。いい家塾というNPOのスタッフとしてのバス旅行。
40数人での行動だったので、自由に見て回るわけにはいかないけれど、同じNPOメンバーの山本博工務店さんが、現地に様々な人脈をもっているので、普通では見られない部分を見ることができた。
吉野杉の名前は有名だけれど、実際に山の中で、林業家のナマの声を聞くのは面白い。特に案内してくれた田中さんの話は面白かった。南斜面と北斜面の違いを、実物を見ながら説明してくれた。
高知の山は長くて80年90年だが、吉野は120年の山が、まだ若いといわれる。目標は300年だそうだ。だから、250年のヒノキを「間伐」する、などということがある。
確かに、日本中の林業地で同じような気の長い、手のかかった林業経営ができれば、山は生き返るだろう。けれども、一方で、国産材がどれも吉野材ほどの値段になったら、ますます輸入材に押されてしまうだろう。しかも、あと200年以上、わずかな間伐による収入だけで待っていなければならない。
問題は深刻だが、けれど、そんなことはお構いなしに、山は元気をくれる。ほとんど徹夜で参加した日帰り旅行だったけれど、元気になって帰ってきた。
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